味噌・たまり屋の徒然記

夏休み子ども体験教室「知多半島の豆みそとたまりしょうゆ」

こんにちは。豆味噌(八丁味噌ではない)・たまり醤油・豆麹の中定商店 中川です。
2016年8月30日、半田商工会議所醸造部会の 夏休み子ども体験教室の第二弾「知多半島の豆みそとたまりしょうゆ」を半田商工会議所にて開催され、18名の小学生が参加しました。
講師は、編集者・ライターとして、そして“おにぎりやさん”として活躍する杉江さおりさんと私が担当し、午前・午後の2回に分かれ体験してもらいました。
杉江さおりさんの「みそ玉づくり」では、ラップに乗せた豆みそに具材としてそれぞれ4種ずつ用意した「出汁・食感・薬味」を好みに合わせみそ玉を作成。具材の異なる3つのみそ玉が完成しました。
その後、私が豆みそとたまりしょうゆの話をして、大豆を主原料に塩、水のみを用い、じっくりと熟成された旨味たっぷりの知多半島の豆みそ、たまりしょうゆについて解説。ダウンサイズした特製のたまりしょうゆの仕込み桶で「汲みかけ」を体験してもらい、知多半島に息づく製法をより身近なものに感じてくれたのでは。
また豆味噌から出るたまりしょうゆを直に触れてもらうため、1年半熟成した豆味噌にガーゼをくっつけて、たまり醤油を染み込ませものを用意。力いっぱい絞り込み、指に絡んだたまり醤油を直接ひと舐めし、自然の旨味を口いっぱいに感じてもらいました。
子供たちは体験と学びの後は試食へ。お椀にお手製のみそ玉を入れてお湯を注ぎお箸で十分にほぐすとみそ汁が完成。半田産の八分つきの米を用いた「塩にぎり」とともに味わい、知多半島の恵みを体感してもらいました。

2016年08月31日 | イベント